三浦環さんについて

世界的プリマドンナの魅力を伝えるために

75回目の命日

本日は三浦環さんの75回目の命日でした。そこで山中湖畔へ行きお墓詣りをしました。
到着しましたら三浦環さんのお墓前で法事が行われておりましたので、恐れ多くも私も参列をさせていただきました。
寿徳寺のご住職による読経や沢山の方々のご参列に加え、華やかな献花と地元コーラス隊の皆さんの献歌などがあり、三浦環さんの偉大さを改めて感じさせられました 。  

また、環さんの墓地近く古民家を改装した『ゆいの広場「ひらり」』において、三浦環さんのレコード鑑賞会が催されるとお聞きしましたので訪れてみました。鑑賞会の準備中にもかかわらず「アロハ・オエ」「庭の千草」「シューベルトの子守唄」を蓄音機でお聴かせいただきました。ありがとうございました。            
                                 2021年5月26日    
                                     土井尻

アルバートホール

1914年(大正3年)31歳の三浦環さんは、イギリスのロンドンにあるアルバートホールで
「さくらさくら」「蛍」「慕わしき人の名は」を歌い、華々しくヨーロッパデビューを果たしました。
この度、メゾソプラノ歌手 高橋直子さんからアルバートホールの写真をご提供いただきましたのでご紹介をいたします。

          特別ミニ企画展 山中湖と三浦環

        代表の土井尻明子が寄稿文や音源等をご提供させて頂きました。 
          (ご好評につき会期が11月29日までに延長されました)

           主催:三島由紀夫文学館(山中湖村教育委員会)
          電話 0555-20-2655 https://www.mishimayukio.jp/

ローマ歌劇場の三浦環さん


イタリアのローマ歌劇場(Teatro dell'opera di Roma)内に三浦環さんの写真が飾られています。

歌劇場HPの「Teatro Costanzi」内の「Arvichio Storico」を見ると1920年4月16日に環さんが「蝶々夫人」の主役で出演していることが記載されていました。

「蝶々夫人」を作曲すたプッチーニ本人に大絶賛され、トレ・デル・ラーゴの別荘に招待された日だと思われます。

今年はプッチーニと三浦環さんが出会ってからちょうど100年の節目なのですね。4月16日に記念イベントが出来ると良いのですが・・・。

写真:テノール歌手 水船桂太郎さん提供(2020年2月11日)

2020年2月12日

土井尻